父島旅行記3日目
父島旅行記3日目
ダイビング講習
8月2日
朝、7:00ぐらいに目がさめた。
ここ、ユースの朝食は7:20から。
それまで、昨日のことを思い出しながら、
この日記を書いたりしていた。
妙に安心した気持ちがあった。
まるで、家族といるような感覚。
予想外だった。
今まで、家族といても感じていなかった
安心感のようなもの。
そんなものが、目が覚めたときにはあった。
8:30に、ダイビングショップに来るように言われていた。
朝食を食べ、水着を履き
8:20ごろ、ダイビングショップに向かった。
着くと、ユースで同室だった人がふたり来ていた。
彼らはライセンスをもっていて、
今日はボートでファンダイビングをするのだという。
少し早めに着いていて、ボートからINする方法を
習っていた。
僕は少し待っていて下さい、と言われた。
一緒にやる人がいるのだという。
少し待っていたら、休日の日本人らしい
ぼーっとしたカップルやら、親子連れが来た。
そして、「体験ダイビング」のオリエンテーションが始まった。
オリエンテーションをおえ、車に乗り込む。
港までいき、体験ダイビングとボートダイビングの人は船に乗り込んだ。
オープンダイブウォーターコースの人は車で待っているように言われた。
車は僕だけを載せて倉庫のようなところにいった。
教えるのは、体験ダイビングの迫ってくるおじさんではなくて
心底、安心した。しかし、油断はしていなかった。
なにがあるか、わかったもんじゃない。
緊張気味に機材を積むのを手伝い、浜へ行く。
インストラクターは女性の方だった。
少し年上か。
のんびりした話し方をした。
機材の使い方の説明を一通り受け
ウェットスーツを着て、機材を装備をする。
そして、海に入る。
この時点で、緊張は吹き飛び、目がらんらんだった。
楽しくてしょうがない。
静かな世界
足が立つところで
水中の呼吸の仕方、リカバリーの仕方、緊急時の対応の仕方を
教えてもらった。
覚えが早いと褒めてもらい、いい気分になった。
そして、ついに足の届かない、
深さ4メートルぐらいのところまでフロートをもっていき、
潜行の練習。
途中、耳が痛くなった。
ダイビングでは深くなればなるほど、圧力が強くなるので、
もぐりながら耳抜きをしなければ、鼓膜が破れる。
体験ダイビングのとき、なかなか難しかったのが
この耳抜きだった。
どうも、痛い。
右の耳が痛い。
何度かやるうちに、
少し強めに耳抜きすると、右の耳に空気が入ることがわかった。
4メートルの深さの海底に着床。
そして、そのままダイビングを始めた。
魚がたくさんいた。
さんごと魚の群れ。
静かな世界だった。
ハンググライダーのときも
飛ぶまではにぎやかだが、飛んだ後、
びっくりするぐらい静かになる。
ダイビングもまた
ハンググライダーのときのように静かで
飛んでいるような感覚だった。
中性浮力というのがある。
浮かぶ力と沈む力が同じになると
水中でホバリングすることができる。
その状態のまま、進むのが望ましいとされる。
しかし、これがなかなかうまくいかない。
まず機材そのものが重く、その上、ウエイトというおもりを
腰につけるので、更に重くなっている。
BCDというライフジェットのようなものに
ボンベから空気を送り浮力を得たり、それを抜いて重くしたり。
さらに酸素をすう量を大きくしたり小さくしたりして
地面に足をつかなくても、浮かんでいられるように調節する。
途中、耳抜きをしようとしたら
鼻水がでてしまい、マスクの左側一面にあおっぱなが散乱した。
パニックになって緊急浮上したくなったが、
なんとか平静を装い、インストラクターさんが出す「OK?」のサインに
「OK」と答え続けた。
気づくと水面ははるか上にいっていた。
後で聞くと、このとき既に12メートルの深さのところにいたらしい。
タコが穴の中にいた。
本当にタコはつぼのようなところにいるんだと驚いた。
魚のむれ。
珊瑚の森。
果てしない青。
水は温かく、
静かな世界で見えるそれらの世界は
決して静かなものではなく、
音楽のような光景だった。
しばらく泳いで浮上した。
「うまいですね。」
褒められた。
「泳ぎながら、BCDに空気いれて浮力調節したり、
耳抜きしたり、できなかったらあがったり、
勝手に学習してもらって全然、問題ないです。」
うれしかった。
戻って、昼食を食べ、座学。
今日やったことの復習を
テキストとDVDとテストのサイクルで、覚えていった。
自動車運転免許の教習を思い出した。
僕は今までした勉強というもののなかで
自動車運転免許の合宿が一番楽しかった。
車を運転するために
必要なことを勉強しているという目的の明確さ
テンポのよい教習と実習。
勉強はもともと好きだったが、
目的の分からない勉強が嫌いだった。
今回も目的ははっきりしていた。
船から海に潜れるようになること。
父島のインターネット
座学を終えて、情報センターに行き
メールのやりとりとメルマガの配信手続きをした。
やはりネットの速度は
すこぶる遅い。
ISDNだと聞いた。
ADSLですらない。
光ファイバーになれきってしまっている自分にとっては
もはやネット環境とすら思えない。
メールの受信すら、1通のダウンロードに1秒かかる。
使っていて思った。
こういう環境で使っている人の方が
多分未だ圧倒的に多い。
よくてADSLだろう。
光ファイバーなんて、使えるエリアでも使っている人は少ないだろう。
なにより、まだ値段が高い。
ネットを仕事にしている人でもない限り、
ADSLで十分だと思うだろう。
だから、基準を光ファイバーにしてはいけないのだと思った。
ADSL、ISDNを基準にページや
商材を作っていかなければ、役に立てない人がいる。
終わってから、ユースに戻り、
食事をとった。
その後、近くの公衆電話でとある人に電話をしようとしたが
カードが何回入れても戻ってきてしまう。
その日は電話をすることをあきらめた。
ユースに戻り、
ロビーにギターがあったので少しひかせてもらった。
懐かしかった。
ギターがあることの安心。
まるで、空気を得たような気分。
ギターはでかくて思い。
今回の旅にももってこようか迷ったが
結局もってくるのはあきらめた。
このようにギターがおいてあると助かる。
その後、ダイビングインストラクターからもらった
宿題を必死でこなした。
かなりの量がある。
今回は4日の予定を3日に短縮させる方向で
スケジュールを組んでもらっていた。
そして、4日目はボートダイビングの日であり
それになんとか間に合わせてくれるとのこと。
ありがたいことだった。
宿題を終えるとへとへとだった。
そのまま、寝入ってしまうのの時間はかからなかった。
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